人生の方向とスピリットの采配

＊「ヘヨアンのチャネリングは美しいものでした。
　  死も生と同じように美しく、
　   私たちは愛する人々と
　   死後もいかにつながっているかー
　  おそらく生前よりも
　  強くつながる場合もあるだろう、
　  という内容です。」
　   「究極の光の手」バーバラ・アン・ブレナン
                               


私がミディアムという人たちがいることを知ったのは、愛猫を亡くしたことがきっかけであった。下水道の溝の中で痩せこけて、ヒゲを切られて泣いていた生後半年余の子猫をいたたまれず連れ帰り、その後19年に渡って、そばに寄り添ってくれた子が逝ってしまって、後悔もあり、どうしてもまた会いたいと願い、色々と調べていくうちに、イギリスにはミディアムという人たちがいて、ペットとも通信を取ることができるらしいと知った。ジェームズ・ヴァン・プラグというアメリカのミディアムの著書の中に、ペットと霊との通信の話があり、感動して、何度も何度も涙しながら繰り返し読んだ。いつかイギリスに行って、ミディアムのセッションを受けてみたいと思った。

霊は、子供の頃から見えてはいたけれども、霊と会話をする、あるいはそのことを研鑽し、職業とすることは考えたことはなかった。霊が視えることと、ミディアム、霊媒、霊能者とは別物と思っていたからだ。また、霊との会話を通して、霊界が存在している、肉体を脱ぎ捨てても私たちは生きているのだということを証明できるなんてことも思い浮かばなかった。

その頃は、神奈川で鍼灸院をやっていて、いらっしゃる患者さんそれぞれに身内の霊が一緒に寄り添ってきたり、あるいは、関係のない霊をくっつけて体調不良となりやって来る患者さん、などいろいろなケースを視たり感じたりするうちに、どんどん自分が消耗していき、限界を感じていた。たまたま、イギリスでミディアムシップを学んだ先生が、霊性開花についての講座を開いている、ということを知った。ちょうどミディアムという言葉が知られるようになった頃で、東京の講座は満席。宇都宮で勉強会があることを知り、そこに出席する事にした。それが良かったのだと思う。勉強会のナビゲーターだった人は、ミディアムシップ について詳しく、色々と教えてくれた。勉強会の仲間も、良い人ばかりでただただ楽しかった。

それでもまだ自分がミディアムになるなんてことは考えたこともなく、月に一度の仲間との楽しい時間くらいにしか思っていなかった。そのうちに東京の講座に空きが出て、そちらに通うようになった。その時もまだ、楽しい時間の延長だった。霊を感じたり、通信をとったり、あるいはサイキックな練習は、日常の気を使う治療師の仕事よりもずっと、気楽で、楽しかった。そもそも、趣味はと聞かれて「霊視」と答えるくらい、好きなことだったし、その間は、日常生活の不安や苦しみを考えなくてすんだ。

4、5年ほど経った頃、ようやく、先祖霊、ガイドスピリット、過去世の情報、等の見分けがつくようになったので、講座のために仕事を抜け出すのも心苦しく、そろそろ鍼灸師の仕事に専念しなくてはと思い始めて、やめることにした。最後のクラスが終わり、帰り道たまたま一緒になった先輩に、今日でやめるつもりであると伝えた。するとその数日後、そのことが会の先生に伝わり、やめるなら卒業試験を受けませんか？というお誘いを受けたので、ここまできたのだからと受けてみた。すると、合格してしまった。合格したのだから、見習いミディアムをやりませんか？と言われて、まあ、それならそれが終わってからやめようと思い引き受けた。
すると今後は、ここで教えませんか？と言われて、教える仕事だけは向いていないのでできないと断った。

その数ヶ月後、アメリカのセドナに行く機会があった。そこで数人のミディアム、サイキックのセッションで、みんなに、あなたの使命は教える事と言われた。大学では教育学部出身ではあるが、教員になろうと思ったことはなく、むしろ学生時代に教師に絶望していたので、それだけは絶対にないと思っていたが、あまりにみんなが口を揃えてそういうので、半ば嫌味のつもりで、引き受ける事にした。
ところが教えるということは、思っていたほど苦痛ではなく、むしろそのことを通して色々なことを学ぶことができた。

亡き愛猫とのセッションは、その後、イギリスから来たミディアムが素晴らしい正確さで通信を取ってくれて、実現した。

最初は鍼灸院のベッドの横で始めたリーディングセッションも、だんだん忙しくなって治療の仕事は手が回らなくなってしまった。そもそも鍼灸師すら、元々なるつもりはなく、当初の人生設計では、就職した外資系の航空会社で、海外と行ったり来たりしながら、定年まで勤めるつもりだったのだ。それが、その会社が日本から撤退し、失業し、仕方ないので、手に職をつけようと、子供の頃小児喘息から助けてもらった盲人の鍼灸師の先生のことを思い出して、周囲の反対を押し切って鍼灸師になった。いやいや、その前はフラメンコダンサーになって、スペインに住んでみたかったし、その前は、脚本家になりたかった。さらにその前は。。。。
人生とは不思議なことの連続だなとしみじみ思う。
自分が予想した、あるいは希望した人生とは全く違う方に進んでいく。そして気がつくと人生の残りの時間を考える時期に入ってしまう。

いずれにしても、そこにはスピリットたちの思惑、霊界の采配が必ずあるわけで、その意味がわかるのは、あちらの世界に行ってからなのだろう。
あなたの人生にもそんな不思議はたくさんあるはずだ。
今日あなたが、ご自身の人生の不思議を感じ、スピリットたちの采配を感じることのできる日となりますように。

愛と祈りを込めて

May the spirits be with you!
スピリットと共に！

＊お誘い＊
坂本政道さんとの「沖縄聖地巡りの旅2024〜女神のエネルギーと次元上昇の旅 （11月8日〜11日）」募集中です。ヘミシンクの経験がなくても、今回はどなたでもご参加いただけます。
那覇空港までの航空券は、個人で手配していただきます。宿泊費、食費、全日のバス等は料金に含まれています。詳細は下段と、アクアビジョン アカデミーHPをご覧ください。
参加条件がないので、今まで躊躇していらした方も、是非、この機会にご検討ください。
私が厳選したスピリットの世界との架け橋となる場所、自分の波動を上げて、ご自身の魂に触れる場所をいくつも訪ねていきます。ご飯も毎回美味しいです。(^_^)
ご一緒できますこと楽しみに致しております。


＊お知らせ＊

・坂本政道さんとの「沖縄聖地巡りの旅2024〜女神のエネルギーと次元上昇の旅」募集中です。ヘミシンクの経験がなくても、今回はどなたでもご参加いただけます。
・Instagramあります。snowlion33で、検索してください。
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1枚3,500円、3枚セット9,900円です。
お買い求めは、アクアヴィジョンアカデミーショップまで。


→個人セッションの内容、お申込み方法などは、最下段の「個人セッションのご案内」をご覧ください。


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メールアドレス　　leonhara@gmail.com
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