バタフライエフェクト〜私たちはつながっている

＊「ひとつでもいいから
　  故人からのサインが欲しいと
　   願ってる人がたくさんいます。
　   中略
　  気づきと信じる気持ち、
　  そして自分の直感への信頼が
　  十分にあれば、
　   そこにサインがある時に
　   察知できるように
　   訓練することができます
　   ーそこであなたは、
　  そうしたメッセージで溢れていることを
　  発見するでしょう。
　   「二つの世界の間」タイラー・ヘンリー
                               

先日、日々スピリチュアルな探求をされていらっしゃる方から
「こんなことをしていて、私は何かの役に立っているのでしょうか？なんのためにやっているのでしょうか？この探求が自分の人生にもたらすものはなんでしょうか？」
というような内容のご質問を受けた。そのことについて、この方の関係する高次の存在のスピリットに尋ねてみたところ、
「あなたのやっていることは決して無駄ではない。高次のスピリチュルなエネルギーとつながることで、一見、自分一人でやっているように思えることも、潜在意識の水面下では、地球、宇宙全体につながっている。あなたが何気なく日々行なっている瞑想、探求は、あなただけのものではなく、必ず地球のどこかに高次の波動を伝える一助となっているのだ。」
という感じの答えが返ってきた。
なるほどと思ってしまった。

バタフライエフェクトという言葉がある。もとは、「ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こるか」ということから、「小さなことが連鎖して、世の中に大きな影響を与える、歴史を変えるかもしれない」という説である。

私達は、自分の行動など、とるに足らないものだと思っている。しかし、私達は波動を発している存在である。例えば、怒りに満ちた人が座った椅子の後に座るとなんだか居心地が悪かったり、自分もイライラしたり、歴史的に悲しい出来事のあった場所に行くと、しんみりした気持ちになったり、誰かの笑顔を見るとたとえ自分に向けられたものでなくても、ほんわかした気持ちになったり、頑張っている人を見ると見ているだけで励まされたり。そうやって私達は何気なく影響しあっている。

あなたがもし今日、高次の神なる存在に思いを馳せ、祈るなら、それは必ずどこかの誰かを救うことになる。
逆もまた然りで、恐怖にあえげば、地球に恐怖の波動を一つ広げてしまう。

だからこそ、緊張する必要はないけれども、自分の行動一つ一つに責任があるということは意識した方が良いのだと思う。

先日、久しぶりに東京で盆踊り大会に行った。そこは、都心にもかかわらず大きなお寺の本堂の前、境内でやぐらを建て、赤い提灯を所狭しとぶら下げて、町内会の人たちが自ら出店をやり、地元の人だけでなく、観光客も、盆踊り好きもみんなで3重、4重の輪になって踊るので、それはそれは賑やかで楽しい。盆踊りとは、元々は生きている人も亡くなっている人も一緒に踊ろうね、という踊りなので、亡くなった人が踊っていても誰かわからないように、基本提灯の明かりのみで薄暗くする。それもちゃんと守っている。場所がお寺ということも相まって、本当に霊界との邂逅のような盆踊りなのだ。
ミディアムの仕事をしながらも、そのすぐ近くで長らく鍼灸院を営んでいたので、数年前に急逝した院長が好きだったお祭りでもあり、院長を偲んで出かけた。

踊りを見ていると、以前と違って、随分とディスコミュージックが増えていた。それでもちゃんと盆踊りとして、振りがあり、かっこよく踊っている人たちがたくさんいるのに感動した、というか、自分が時代に完全に遅れていることを実感。(^_^;)

それでも、である。霊視していると、やはり昔ながらの曲、たとえば 「東京音頭」「八木節」「炭坑節」などになると、一気に踊っている霊（スピリット）が増えるのだ。そして、ディスコミュージックになると、サーっと脇にはけていく。たとえ霊界に行っても、やはり慣れ親しんだ音楽の方が踊りやすいのだなと、感心した。
（あくまでも個人の見解ですので、ご了承ください。）

ディスコミュージック盆踊りが悪いという話ではない、もちろん、どんな音楽であれ踊っている霊（スピリット）もいる。

ちなみに表参道は、今でこそおしゃれな街だが、東京大空襲でターゲットにされ、多大な犠牲者を出して、今でも法要が営まれている場所。その影響もあるかもしれない。

音楽をかけている主催者に、そんな霊事情がわかるわけもない。ただ、主催者の何気ない選曲が霊にも影響を与えている。つまり、私たちが何気無くやっていることでも、霊界にまで影響を与えていることもたくさんあるのだ。

あなたの善なる行動、愛ある行動、あるはきっかけが好奇心であっても前向きな行動は決して無駄ではない。いつかどこかで誰かを助け、必ずそれは大きな実りとなって戻ってくる。私達はどんな時も霊界とつながっているのだ。たとえ目には見えなくても。

院長のスピリットと盆踊りを楽しんだ数日後、鍼灸師の後輩たちが尋ねてきてくれた。故人が好きだったお店で食事をしながら、懐かい話が弾んだあと、ちょっと寂しい気持ちになって、やはり院長が好きだった歩道橋の上から、表参道の通りを眺めて、ふと見上げた空には、大きなハート形の雲が浮かんでいた。やっぱり全てはつながっている。

今日あなたが、見えない世界とのつながりを感じることのできる日となりますように。

愛と祈りを込めて

May the spirits be with you!
スピリットと共に！

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参加条件がないので、今まで躊躇していらした方も、是非、この機会にご検討ください。
私が厳選したスピリットの世界との架け橋となる場所、自分の波動を上げて、ご自身の魂に触れる場所をいくつも訪ねていきます。ご飯も毎回美味しいです。(^_^)
ご一緒できますこと楽しみに致しております。


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