原レオンのスピリチュアルな日々をめざして

あなたの笑顔が好きだから...

セッション風景①

☆ 「自分の心の声に従ったなら、
    後悔も少なくてすむだろう」

              ドラマ『タムナ』から
           
ミディアムとして、相談者の方にお会いする時に、神様や私の指導霊、相談者の方の先祖霊、指導霊の方々に「私を皆さんの道具としてお使いください。そして、相談者の方が前向きに生きていくことができるために必要なメッセージをお伝えさせてください。」と祈ります。
セッションの最中は、たとえどんなに外見は、普通に見えても、意識は変性意識ですので、普段とは違うところにあります。私の指導霊が私の中に深く入り込んでいる状態とでもいいましょうか。なので、セッションが終わったら細かいことは、ほとんど忘れてしまいます。これが「トランスミディアム」と呼ばれるものになると、完全に指導霊がミディアムの中に入り込み、ミディアムはトランス状態なので、何をしゃべったか全く覚えていないということになります。
私の場合は「トランスミディアム」ではないので、一応、意識はあります。
それでも、後日、相談者の方に「あの時のことなんですけど。。。」と聞かれても、ほとんど覚えていないので、お答えしたくてもできないのです。
ただ、その中でも、特に印象に残っているセッションというのもあります。

ある時、60才前後の女性がセッションに来てくださいました。仮にIさんとしましょう。
お話をお伺いすると、どうしてもコミュニケーションを取りたい人が霊界にいて、ミディアム(霊媒)を探していたのだそうです。
Iさんが連絡を取りたかった霊は、少し前に亡くなった彼女の親友でした。
お互いに「子供が大きくなって、手がかからなくなったら、一緒に旅行にあちこち行こう。近くに住んで、もっと一緒にすごす時間を作ろう。」と約束していたけれども、お互いに子供が結婚し、孫が生まれると、今度は孫の世話で忙しくなった。それもやっと一段落して、さあこれからというところで、親友は突然不治の病に倒れて、あっけなく、霊界に旅立ってしまった。Iさんは、これから一人でどうしたらいいのかわからず、親友にどうすれば良いか聞いてほしいとのこと。さらに、この親友は芸術家であったので、たくさんの作品を残して逝ってしまったので、もし、彼女が望むなら、代わりに遺作で個展を開いたり、世に出すべく活動してもよいのでどうしたいのか意向を聞いてほしいとのことでした。

結論から、言えば、確かにこの親友の霊と通信は取れました。でも、結果は、Iさんの望むものではありませんでした。
親友は、Iさんに、何をしろというわけではなく、ただただ、Iさんが考えて、やりたいと思ったことを応援する、自分の遺作は、そのままで良い、特に個展を開いてもらいたいわけでもない、ということでした。

もしこのとき、具体的に「●●をしてほしい」「●●へ行きたい」「個展をこういう風に開いてほしい、場所は●●で」などというように伝えてきたら、きっとIさんは、必死にそれをやったことでしょう。そして、その中に癒しを見出せたのかも知れません。
その思いは、切ない程に私にもわかりました。でも、ミディアムは、自分で勝手に通信内容を変えるわけにはいきません。
「今までは親友の方がリーダーシップをとって、なんでも、決めてきたけれども、これからはIさんが自分で決めて、それを親友の方がサポートしてくれて、一緒に楽しむと言っています。」
とお伝えしても、
「それでも、具体的に何をすればいいのか教えてほしい。」
と最後まで食い下がっていらっしゃいました。その悲しみは、私の心にも大きな嘆きと悲しみとして、伝わってきました。おそらく最後の最後まで、納得はされなかったと思います。

セッションの最後に、この親友の方が黄色い二人乗りの自転車に一緒に乗っている姿を見せてくれました。そして、「今までは、自分が前に乗って、ハンドルを切っていたけれども、これからは、Iさんが前に乗って行き先を決めて。私は後ろに一緒に乗っているから。」と伝えてきました。その通りお伝えすると、以前一緒に旅行に行った際に、一緒に二人乗り自転車に乗ったことがあるとおっしゃいました。
きっと、この親友の方は、その時の思い出も含めて、二人乗りの自転車を見せたのでしょう。

ときどき、先に亡くなった家族や友人の作品を世に出したいのだけれども、どうやって出せばいいのか、霊界にいる本人に聞いてほしい、というご相談を受けることがあります。
ですが、私は、具体的に「●●で個展を開いてほしい。」「どこそこの出版社に持って行って掛け合ってほしい」と伝えてくる霊に出会ったことはありません。
霊界に旅立った後は、たいていの場合は、現世の欲得とは無縁で、すっきりしていることが多いです。残された人々には、一日も早く悲しみから立ち直ってほしいと思っています。
死別した旦那さんが、奥さんに一生自分を忘れないで、未亡人でいてほしい、などと願ったりはしていませんし、先に逝った子供も親がいつまでも自分のことで嘆き悲しんでいるのを喜んではいません。

さて、このセッションの後、私も自分について考える良いきっかけとなりました。
震災、原発という想像もしていなかったことが起こったことも、明日もまた今日と同じ日が来るとは限らないと気付かせてくれました。
私にも親友がいます。今は、遠く離れていて、そう簡単には会いに行くことはできないけれども、それでも、ゆくゆくは近くに住みたいし、一緒に旅行にも行きたいと何度も話しています。

そして、この夏、思いきって、一緒に旅行に行くことにしました。お互いが元気なうちに、チャンスがあるうちに、この世はこの世として一緒にいる時間を楽しみたいと思ったからです。
このセッションがなければ、そこまで真剣に考えなかったかもしれません。相談者の方を通して、霊界からギフトをいただいたと思っています。

というわけで、前置きが長くなりましたが、皆様、7月24日から8月9日まで、夏期休業いたします。
個人セッションをご希望の方、お早めにご連絡ください。
また、この期間はメールをいただいても、返信が9日以降になるかもしれませんので、
ご注意ください。


IIS国際スピリチュアリズム協会での活動*→7月3日の記事をご参照ください。

  
                                       
 *東京都内表参道にて個人セッション
   (先祖、指導霊、前世、今生の目的のリーディング、直感医療)
   録音可能。録音ご希望の方は、ご自身でレコーダー等をお持ちください。

       料金 50分 12000円
           80分 15000円

 *スカイプまたは電話による個人セッション    
       
       料金、時間は上記と同じになります。
       電話代は、ご負担いただきます。
  
     いずれも随時受付
     ご希望の方は、 
leonhara@gmail.com 
     または080-5530-9389まで。

     ヒプノセラピー(前世療法)をご希望の方も、上記までお問い合わせくださ
     い。
      2.5時間  22000円          

コメント

幸せを呼ぶ猫ちゃん

見るだけで幸せ
この猫ちゃん、知人の知人の猫ちゃんだそうなのですが、修正しているわけではなくて、本当なのだそうです。
あ~、会ってみたい!!

プロフィール

HN:
原レオン
性別:
女性
職業:
ミディアム、鍼灸師、ヒプノセラピスト
自己紹介:
ミディアム、サイキック、ヒプノセラピスト、鍼灸師
神奈川県鎌倉市出身
幼少期より、目には見えない存在を知覚し、通訳、鍼灸師、ヒプノセラピストをへて、英国スピリチュアリズムを基にしたミディアムシップ(霊界との通信)により、亡くなった方やスピリットガイドとの交信、過去生の情報へのアクセスを行う。
東京及び英国にて、S.A.G.B(英国スピリチュアリズム協会)、アーサーフィンドレーカレッジ、スピリチュアリストチャーチ、その他のミディアムのワークショップ等で研鑽。
現在は、個人セッション、ワークショップ、公開霊界通信のデモンストレーション、トークイベント等を通して、霊界の存在、魂のが永遠に存続するということを証明すること、スピリチュアルな学びの実践を広めるために東京を中心に全国で活動している。
ご縁があってお会いする方皆さんに少しでも笑顔になっていただきたいと願っています。
早稲田大学教育学部卒、東京医療専門学校卒

個人セッション(対面、電話、LINE、Zoom、Skype)

☆スピリチュアルリーディング(ミディアムシップ、霊査) 対面 60分 25,000円/ 90分 35,000円 オンライン 60分 22,000円/90分 33,000円 ☆タイムトラベラーライフリーディング 対面、オンラインいずれも 90分 42,000円

ご予約可能なお日にちについては、ブログ記事の最下段をご覧ください。お申込みは、メール、leonhara@gmail.comまで。

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