グレゴリオ聖歌の村

☆　 はっきりさせなくてもいい
　　　あやふやなままでもいい
　　　僕たちはなんとなく幸せになるんだ。
　　　　　　　　　　ブルーハーツ　『夕暮れ』
　　　　　　　
おかげさまでスペインにいます。
今いるところは、サント　ドミンゴ　デ　シロスという北のほうの小さな村です。
首都マドリッドからバスで３時間でブルゴスという町に着きます。そこから一日１本しかないバスで１時間ちょっと揺られて着きました。
ここには、知る人ぞ知るグレゴリオ聖歌で有名な修道院があります。修道院の起源は７世紀あたりまでさかのぼります。ロマネスク様式の回廊の残るとても美しい修道院に、今でも修道士たちが昔通りの生活で暮らしています。ミサは一日６回。朝６時から夜の９時半まで。そのたびごとにグレゴリオ聖歌を歌います。朝の祈り、昼の祈り毎回ちがいますので、歌の種類も長さも異なります。彼らの歌声は、今から数十年前に不思議なきっかけで世界的な大ヒットとなり、その名を世界中に知られることになりました。エニグマというグループの音楽も彼らの歌声にインスピレーションを受けたものだと思います。

さて、そこで昨夜からすでに６回祈りに参加していますが、そのたびごとに心の動きも違ってきています。
昨夜は終わった後、教会をでると真っ暗闇。今朝一番の祈りの後は、まだ夜明け前、三日月が空に輝いていました。２度目の祈りの後は、朝日が昇って行くのが見えました。まるで、すこしずつ自分の心の中のもやもやが晴れていくような、あるいは晴れようとしているような気持になりました。

私はクリスチャンでもなく、特別な宗教もありませんが、それでも、祈りの持つ力、歌の力、集団で祈る力、時間の積み重ねのなかで祈る力、そういったものに畏敬の念を覚えます。
澄んだ歌声を皆さんにもお聞かせできたらどんなに素晴らしいかと思います。
CDがありますので、IISでのクラスではお聞かせできることと思います。

村は、５分も歩けば、村はずれについてしまうような小さな小さな村です。
その村の修道士たちの祈りが、日々、この世界のどこかに届くのでしょう。
日本の３月の震災の時にも、祈ってくれたそうです。

私は何のために祈るのか？
祈りに参加して、聖歌に耳を澄ませながら、自分自身にむかって、そして、自分がかかわったすべての人のために祈りました。
きっと何よりも救われたいのは、自分自身であるに違いないと思いながら。

村の広場に出るとかわいい親子の犬が散歩についてきました。
村はずれの小高い丘に登ると、ラベンダー、タイム、フェンネル、さまざまなハーブが咲き乱れています。
そこを出会ったばかりの彼らと歩く幸せ。
彼らの無償の愛が、きっとなにより私を癒してくれるでしょう。

しかし、相変わらずスペインの食事はおいしいけど胃に重い。。。
おもわずハーブティーを買い込んでしまった。。。。

愛と光をこめて

＊ＩＩＳ国際スピリチュアリズム協会での活動＊
　　　　　　　　　　→来期のクラス、ワークショップは6月22日のの記事をご参照ください。


　＊東京都内表参道にて個人セッション　

（7月24日～8月10日までお休みになります。この期間中はメールの返信が遅れます
ことご了承ください。現在、一番早いご予約は8月11日以降となります。）

＊先祖、指導霊、前世、今生の目的のリーディング、直感医療等
録音可能。録音ご希望の方は、ご自身でレコーダー等をお持ちください。

料金　５０分　１２０００円
８０分　１５０００円


＊スカイプまたは電話による個人セッション　　　　

料金、時間は上記と同じになります。
電話代は、ご負担いただきます。

いずれも随時受付
ご希望の方は、　leonhara@gmail.com 
または０８０－５５３０－９３８９まで。

＊ヒプノセラピー（前世療法）をご希望の方も、上記までお問い合わせ下さい。
2.5時間　　22000円