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☆ 幻なんかじゃない
人生は夢じゃない
僕たちははっきりと生きてるんだ
ブルーハーツ 『夕暮れ』
さて、今日は前回書いたグレゴリオ聖歌とこの聖歌で有名な修道院のあるスペインのサント ドミンゴ デ シロス(Santo Domingo de Silos)という村についてもう少し書こうと思います。
そもそもこの思いっきり宗教音楽であるグレゴリオ聖歌がなぜ世界的に知られることになったのか。
EMIでリリースされたCDがきっかけですが、もともとは、その少し前にEMIに吸収合併されたスペインの会社にこの聖歌の録音が残っていて、その関係でたまたま、特に期待もされずにリリースされたようです。これが1993年のこと。発売されるとわずか数日間でスペイン国内で1万5千部が売り切れ、94年11月までに世界中で25万部の大ヒットとなります。ちなみに録音されてから何年も経っていたために、すでに著作権がきれて修道院には印税は入っていないとか。いずれにしても、スペインの人口300人程度の小さな小さな村の30数人の修道僧たちの祈りの歌が、一躍世界の人々を癒すことになり、その名を知られることになったのです。
グレゴリオ聖歌とは、教皇グレゴリウス1世の頃(590年~604年在位)に編纂されたものといわれていますが、カソリックだけでなく、古代ギリシャ、ユダヤ教音楽、ヘレニズム、ビザンツ聖歌などなどいろいろな要素がはいりこみ、今の原型は8~9世紀といわれています。聞いているとどこかエキゾチックな感じがするのはそのあたりからからかもしれません。なんとも懐かしいというか、心のどこかに知っているような感じがするのは、聴く人の前世の記憶にどこかでひっかかるからかもしれません。
さて、このサントドミンゴデシロスという村は、日本からはツアーで行こうと思うと、北スペインをまわるレアなツアーくらいでしかいけませんが、個人で行くこともできます。なかなか、情報がないので、もしどなたか行きたいという方の為に書いておきますね。
マドリッドから、ブルゴス(この町のカテドラルは世界遺産です)までバスで約3時間(料金は18ユーロ弱)。マドリッドからのバスが到着する同じバスターミナルから一日に1本だけ、17:30分にシロス行きのバスがあります。このバスは、土曜のみ14:30発となり、日曜は運休です。料金は片道5.5ユーロで、出発の30分前に切符売り場(16番)の窓口が開き券を買いバスに乗り込みます。ちなみに窓口で切符を売っている人は運転手さん自身。つまりバスが駅に着すると、運転手さんがおもむろにバスを降り、自分の会社の切符売り場の窓口をあけて、売り始めるのです。シロスからの帰りは、バスに乗るときに運転手さんにお金を払います。
一日一本だから満席だったらどうしようと心配して、駅の案内の人に聞いてみましたが、そんなことはありえないという答えでした。確かに、乗客は10人程度。1時間20分ほど乗ると19時少し前にシロスに到着します。
夕方の祈りが始まるのが19時からなので、ホテルのチェックインをすませて急いで行くか、チェックイン前に行くかは個人の好みになります。
私は、知らなかったので、チェックインしていたら遅くなり、途中から教会に入りました。
帰りは、朝の8:30のみ。日曜は運休。夜の19時に着いて、夕べの祈りまたは一日最後の祈りに参加して、翌朝帰るのは、時間的には可能ですが、お勧めしません。できれば、翌日もゆっくり朝の祈りから、正式なミサ、午後の祈りと参加して、聖歌と祈りを堪能したり、ロマネスク様式で有名な修道院の回廊を味わったり、丘にあるマリア像のところまで登って、村を眺めたり、丘に咲くハーブの香りを楽しんだり、村の広場で思索にふけったりすると面白いと思います。
祈りの時間は、6:00、7:30、9:00、13:45、19:00、21:30の6回で、それぞれ内容は違います。
スペインは治安は決してよくはありませんが、シロスにいる限り心配無用です。
のんびりとスペインの田舎町を堪能することができます。
また、サンチアゴデコンポステーラに行く巡礼の道から少しそれたところにありますので、巡礼の人は少し横道にそれて、シロスに立ち寄ってから巡礼を続けることもできます。
私が泊まったホテルは、「Tres Coronas de Silos」という所ですが、教会の目の前で、村の中心の広場(マヨール広場)に面していましたので、夜遅くても大丈夫でした。
修道院では、男性に限り宿泊も可能です。この場合は、前もって予約しておくことが必要になります。
シロスは、とても土地の波動の良いところです。
ブルゴスからのバスが到着した時、修道院に宿泊する男性を修道士さんが待っていました。
その穏やかな物腰、きれいな陽射し、本当に時間が止まったような、幻の世界に迷い込んだような気持になりました。
聖歌を聴きながら、このエネルギーは一体どこにいくのか感じてみました。
すると意外なことに、聖歌と祈りのエネルギーは、空高く天に昇っていくのではなく、地球の中心の部分に地中深く入っていきました。
だからこそ、シロスという村全体のエネルギーが地球に深く根差したものであるのかもしれません。
こんなすてきな場所に、いつか皆さんとご一緒できると良いと思います。
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