マンマ・ミーアその２

☆　With nothing left untried
     Standing calmly at the crossroads,
     no desire to run
     There's no hurry any more
     when all is said and done
                                 "Mamma Mia"
　　　　　　　　　　　　　　　"When All Is Said And Done"
                                   ABBA

☆  やり残したことなんて、一つもない
　　 落ち着いた気持ちで岐路に立っている
　　 逃げ出したい気持ちなんて少しもないよ
　　 もう急ぐ必要はないんだ
　　 全てをやりつくしたから
　　　　　　　　　　　　　　－映画『マンマ・ミーア』
　　　　　　　　　　　" ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ダン"
                                  アバ

こんにちは！
今回も引き続き映画『マンマ・ミーア』からです。
前回、泣けた、と書きましたが、あれから、２回目も行ってきてしまいました。もちろん、またうるうる。
なぜ泣けるのか、理由は一つではないけれども、登場人物たちみんなの潔さに感動を覚えるのでしょうか。

未婚の母で、実家から感動されて娘を育てるドナも、３度結婚して離婚している親友も、独身主義の料理研究家も、かつての恋人たちも、皆、今ではそれぞれ全然違う人生を歩んでいる。
でも、誰も後悔してくよくよしていない、やりたいことやりつくしたんだから、それが、世間の常識からずれていたっていいじゃない、だって、私は私、これでいいのよ、と胸を張って、お日様の下を歩いている、そんな感じがして、泣けちゃうんです。
いわゆる世の常識の女性の生き方からは、外れている私自身を認めてあげたいという心の叫びなのかもしれません。

この曲は、ねたバレになりますが、ドナとかつての恋人サムが結ばれたあとのパーティで、彼が彼女に歌う歌です。

『人生で後悔することは、やったことではなく、やらなかったことだ。』
という言葉があります。

やりたいこと、やることを躊躇していること、やり残していること、あなたにはありませんか?

『勝負脳』で有名になった脳外科医の林成之先生の本に、
「脳というのは、やりたいこと、実現させたいということを、覚えてさえいれば、必ずそれを実現させるように、人を導く」という内容のことが書かれていました。

もし、今、あなたが一歩踏み出せないでいるのなら、せめて、頭に、心に、夢を実現させている姿を思い浮かべてみてはどうでしょうか。
それが、いつか、原動力となって、かなうかもしれません。

そういう私も目下の夢、大好きな海辺の街で、『ウオーキング＆ヨガ＆オリエンタルセラピースタジオ』を作って、年をとっても、元気な女性たちを増やす夢、毎日思い浮かべています。
治療院でお目にかかる方、私が白衣の下に黒のヨガパンツをはいていたら、「お～、まだ夢持っているのね。」と笑ってくださいまし。もちろん、励まして下さっても、とてもうれしいです。