原レオンのスピリチュアルな日々をめざして

あなたの笑顔が好きだから...

聞くということ

☆  心の中から聞こえてくる声に
   耳をすませれば、
   あなたは常に素晴らしい方向に導いてもらえるでしょう。
   魂が教えてくれることに、
   間違いはありません。
           ルイーズ・L・ヘイ 『私はできる!』
  
 
前回「聴く」というお話を少ししましたが、私たちは自分が聴きたくないことを知らず知らずにスルーしてしまっていることが多いように思います。
リーディングでも、
「こういう才能がおありではないですか?」
「こんなことも向いていらっしゃるようですけれども。。。」
とお話したすぐあとで、
「私は一体何が向いているんでしょうか?」
と質問されることが良くあります。
そういう時は、「ああ、先程申し上げたことは、この方の中では納得できないことなんだな」と心の中で思いますが、それでも、指導霊や先祖霊の方が、辛抱強く同じことを伝えてくる場合は、再度同じことを別の角度でお話させていただくことがあります。

聴覚というのは、とても大切なのに、私たちはともすれば視覚や自分の思い込みに頼って、大事なものに気がつかないことがありますね。東洋医学では、「聞診(ぶんしん)」といって、患者さんの声を聞くことで診察、診断するというのがあります。このすごさを実感したのは、私の現在働く鍼灸院の院長の言葉からでした。
強い痛みを訴えて来院された患者さんが、二度目に来院られた時、まだ「ここが痛くて、あそこが痛くて。。」と「痛い」を連発してされていました。院長は通常通り一通り施術をして、お帰ししました。その後で、私は院長に「まだ、痛い痛いとおっしゃっていたけれども。。」
と尋ねたところ、
「いや、前回来た時よりは声が明るくなっているから、体は良い方向に行っているはずだから、大丈夫。」
と答えました。そして、確かに数回の施術後、その患者さんはすっかり元気になっていかれました。
どうしても「痛い、痛い」と訴えられて恨めしそうな顔をされると、申し訳ないような気になってしまって、あれこれいじってしまい、結果として、どうどうめぐりの施術になってしまうことが多々あった私は、目から鱗のような気分でした。また、それほど、患者さんの声に耳を澄ませていない自分に気がつきました。

私が師匠と敬愛していた先生もよく、
「鍼が病を治すのではない。病を治す体を鍼が作るのだ。」と言っていました。

うちの院長は、弱視で、ほとんど視覚はありません。私の行っている脈診流経絡治療家には、視覚障害の鍼灸師がたくさんいます。
前述の私の師匠も全盲でした。彼らは、私たち晴眼者(視覚に障害のない者)よりも、聴覚、触覚、直感ははるかに優れていることが多いのですが、師匠は、人の手を取っただけで、その人についてわかったようで、私も驚くようなことを言われたことがあります。すでにミディアムの域でしたが、師匠にはそんなことはどうでもよかったのだと思います。

こんな思い出があります。あるとき、勉強会でモデルの患者となった人の脈を見ていたら、師匠が近づいてきたのです。まだ、鍼はしていなくて、モデル患者はただ寝ているだけ。なのに師匠がただ、近づいてきただけなのに、それでもそのモデル患者の脈はすーっと良い方向に収まってしまいました。つまり、師匠が患者さんのオーラの中に入るだけで、体が良い方向に変化してしまったのです。

また、ある時は、私がモデル患者に鍼をするのを診てもらったことがありました。その時、私は珍しい特別に鍼先を細くとがらせて研いでもらった鍼を使っていました。もちろん、そんなことは師匠は知るはずもありません。たとえ視覚がある人でも、0.何ミリの鍼先の研ぎ具合がわかるわけもありません。しかし、私が鍼をする時にモデル患者の脈を診ていた師匠は、あっさりと
「この鍼は、先がとがり過ぎてるんだよ。」
と一言。
内心、「ああ、やはりばれましたか。。。」

この魔法使いのような師匠も、昨年霊界に旅立ってしまいました。
亡くなる数年前に私に言ってくださったことを、私は今はまだ守ってはいません。そのたびに申し訳ない気持ちになります。でも、この世に起こることすべては霊界の計らいならば、いつかもっと月日がたって、師匠に言われたことを実現させられる日がくるかもしれません。
まずは、今日一日を精いっぱい生きるしかないと思っています。


明日も皆様が笑顔あふれる一日になりますように

IIS国際スピリチュアリズム協会での活動*
          →クラス、ワークは、
6月22日、7月3日の記事をご参照ください。         
 
★新規開講『陰ヨガと瞑想~体で心と魂を感じる~』★

  ≪ワークショップ≫
   11月3日(祝)
   11月23日(祝)
   各日とも 14時~17時
   参加費  各日5,000円(二日ともお申し込みの場合は9,000円)
   ヨガマット、着替え、水分補給用飲み物はご持参ください。

  ≪クラス≫
   10月17日、31日、11月14日、28日、12月5日(各月曜日)
   各日とも 10時30分~12時30分
   参加費  5回で18,000円
   ヨガマット、着替え、水分補給用飲み物はご持参ください。

 (説明)
 陰ヨガとは、経絡(気の流れ)とチャクラを重視したヨガです。
 インドのタントラ理論とチャクラの活性化と中国の道教と合わせて自分の存在(魂)の中心を感じることができ
 るように体を動かし、瞑想を行います。
 体は人それぞれに異なる骨格を持っています。
 筋肉の柔軟性も違います。同じポーズ(アーサナ)でも、10人いれば十様のそれぞれの形があります。
 異なっていて良いのです。皆で同じである必要はありません。これは人生すべてに言えることです。
 無理に過激なポーズ(アーサナ)をとることなく、各人に合わせたポーズをとりながら、筋肉や精神の緊張を解 
 放し、自分という存在のエネルギーと宇宙のエネルギーに焦点を合わせていきます。
 ヨガの間中、「私は誰であるか?」 ”Who am I?”ということを自分に問いかけていきます。
 マントラ、チベタンベル、クリスタルボールの波動を心と体で魂で感じていきます。
 是非、肉体と精神のスピリチュアリティをに重点を置いたヨガを楽しんでみてください。



*IISでのサンデーサービスは、次回は、10月2日、16日、11月13日になります。



*東京都内表参道にて個人セッション 
  先祖、指導霊、前世、今生の目的のリーディング、直感医療等
  録音可能。録音ご希望の方は、ご自身でレコーダー等をお持ちください。
  リーディングの詳しい内容は、こちらをクリックしてください。

    料金 50分 12000円
        80分 15000円
       110分 20000円

*電話またはスカイプによる個人セッション    
  料金、時間は上記と同じになります。
  電話代は、ご負担いただきます。
  
いずれも随時受付
ご希望の方は、 
leonhara@gmail.com 
または080-5530-9389まで。


*ヒプノセラピー(前世療法)をご希望の方も、上記までお問い合わせください。
      2.5時間  22000円          



 

コメント

幸せを呼ぶ猫ちゃん

見るだけで幸せ
この猫ちゃん、知人の知人の猫ちゃんだそうなのですが、修正しているわけではなくて、本当なのだそうです。
あ~、会ってみたい!!

プロフィール

HN:
原レオン
性別:
女性
職業:
ミディアム、鍼灸師、ヒプノセラピスト
自己紹介:
ミディアム、サイキック、ヒプノセラピスト、鍼灸師
神奈川県鎌倉市出身
幼少期より、目には見えない存在を知覚し、通訳、鍼灸師、ヒプノセラピストをへて、英国スピリチュアリズムを基にしたミディアムシップ(霊界との通信)により、亡くなった方やスピリットガイドとの交信、過去生の情報へのアクセスを行う。
東京及び英国にて、S.A.G.B(英国スピリチュアリズム協会)、アーサーフィンドレーカレッジ、スピリチュアリストチャーチ、その他のミディアムのワークショップ等で研鑽。
現在は、個人セッション、ワークショップ、公開霊界通信のデモンストレーション、トークイベント等を通して、霊界の存在、魂のが永遠に存続するということを証明すること、スピリチュアルな学びの実践を広めるために東京を中心に全国で活動している。
ご縁があってお会いする方皆さんに少しでも笑顔になっていただきたいと願っています。
早稲田大学教育学部卒、東京医療専門学校卒

個人セッション(対面、電話、LINE、Zoom、Skype)

☆スピリチュアルリーディング(ミディアムシップ、霊査) 対面 60分 25,000円/ 90分 35,000円 オンライン 60分 22,000円/90分 33,000円 ☆タイムトラベラーライフリーディング 対面、オンラインいずれも 90分 42,000円

ご予約可能なお日にちについては、ブログ記事の最下段をご覧ください。お申込みは、メール、leonhara@gmail.comまで。

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