3月16日スピリチュアル公開講座やります！

☆あなたはあなたで
    あればいい
    
        マザーテレサ

最近つくづく思うことの一つに、人間界から霊界に旅立ったスピリット（霊)達は、肉体を脱ぎ捨ててスピリットになったからと言って、何ら変わることなく人間であった時の性格、キャラクターをそのまま有しているんだなということです。決して、解脱して悟りを開くわけでも、神様になるわけでもなく、生き生きと人間であった時と同じような会話をしてくれるということです。

中には生前仲の悪かった相手と仲直りして霊界で会っていると伝えてくることもあります。先日も、生前疎遠になっていた兄弟と「話はついたから」と伝えてきてくれたスピリットがいました。また、生前大切にしていたペットを抱いて、「この子と一緒にいるから寂しくないから大丈夫」と伝えてきたり、「ずっと気になっていた母親にこちらで無事に会えたから大丈夫だから。」と伝えてくることもあります。生前やりたかったことを霊界で思う存分やっているからと伝えてくることもあります。

その生き生きとした通信を聞くと、思わずほほえましくなってしまうときさえあります。生前冗談を言って周囲を笑わせるのが好きだった人は、やはり霊会通信でも面白いことを言って、相談者を笑わせようとします。無口な人はやはり無口です。残念ながら、いつも文句ばっかり言っていた人が出てきても文句ばかりということもあります。

そして、ミディアムシップによる霊界通信で出てきてくれる身内スピリットは、相談者の方が生まれた時にはすでにお亡くなりになっていて、直接は会っていなかったり、あるいは生きていても疎遠だったりしてもやってきます。なぜならたとえ直接会っていなくても、霊界から人間界がわかりますから、見守っていてくれるからです。たとえば、私がほかのミディアムのセッションを受けるとき、私が生まれたときにはすでに亡くなって１０年は経っていた祖父母がよくやってきます。友人知人のスピリットも、直接、本人と関係なくて、友人の亡くなったお母さん、配偶者、子供、あるいは職場の同僚の家族も出てくることがあります。この場合は、見守っているというのではなくて、通信を取りたくて、遺族に自分が元気であることを伝えたくて、なんとしてもこの機会に、と思ってでてくるようです。

スピリットたちは本当によく知っています。かといって、神様ではありませんから、未来のことすべてを知っているわけではありませんが、この世にいる人がどうしているかについては、よく知っています。子供が受験で、親が合否を心配しているとか、(こんなときは、ちらっと合否の結果を教えてくれることもあります)、昨日の夜太ることを心配しながら食べたおやつとか、神社にお願いごとに行ったこととか。。。

そんな通信をセッションや公開霊視のデモンストレーションでお伝えするとき、ミディアムとしてちょっと楽しい気持ちになります。生前どんなことがあっても、霊界に旅立たれてもちゃんと私たちを見守ってくれているんだなと思うと、ありがたさに涙がでそうになることもあります。

別の見方をすれば、私たちが霊界に旅立つときも、今のキャラクターそのままですから、その分今の人生で自分を磨いておいたほうがよいということでもあります。せっかく子孫の通信にスピリットの立場で出てきて、ずっと文句ばかり言っていたくないですものね。

さて、明日16日日曜日久しぶりにアイイス(国際スピリチュアリズム協会)にて、新シリーズ『スピリチュアル公開講座』を開催いたします。タイトルは『スピリットは知っている』。霊界に旅立ったスピリット達についてお話ししたいと思います。また、そのあとは『霊性開花オープンクラス』として、瞑想や実習などを行います。いずれもどなたでもご参加いただけますし、片方だけのご参加でも結構です。当日参加も歓迎です。お時間おありの方、ご興味のおありの方、体験してみたい方、どうぞいらしてみてください。アイイスでの活動は、そのあとは5月末になります。

少しずつ春らしくなってきましたね。私の大好きな沈丁花の香りが歩いていると漂ってきて、なんとも言えない気持ちになります。今から20数年前、私にスペイン語を教えてくれた中米の知人が日本を旅立つときに、ちょうど咲いていて、これは何の花かと聞かれて教えたことがあります。それ以来、沈丁花の香りをかぐとその知人を思い出します。霊界通信でも、香りを伝えてくるスピリットとたまに出会います。スピリットたちは、本当に様々な情報を通して、自分たちが健在であることを伝えようとしてくれるんだなとありがたく思います。

今日あなたが、自分が直接会ったことのない身内のスピリットにも思いをはせることができますように。

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