☆僕達は、次々に新しい環境、
人間関係、機会、試練にさらされて、
体の深い所まで動かし、
緊張することを求められています。
だからこそ、一度、
体の深い部分をゆるめないと、
自分との対話は始まらないのです。
『孤独と不安のレッスン』
鴻上尚史
生真面目な人というのがいる。というか、かなり多いと思う。セッションに来てくださる人たちの多くは、真面目な方たちだ。
かくいう私もかなり生真面目なタイプだと自分でも思う。それが、そのまますべて良いことだとは思っていない。でも、何事も、人から見たらささいな事でも、適当に済ますことができずに、突き詰めてしまう。いわゆるいい加減(良い加減)に済ますことができにくい。さらに心配性だから、始末に悪い。仕事、人間関係、恋愛、家族関係どれも突き詰めてしまうから、壁にぶち当たりやすい。当たって砕けて、しばらくそこでぐたっと倒れたまま、そのうち元気を取り戻して、またやり直すか、方向を変えてまた全力疾走してしまう。全力疾走できるだけのパワーがなかったとしても、とりあえず匍匐前進でも突き進んでしまう。
つまり休むということが苦手でもある。一度休んだら、最後とめどなく今生の終わりまで、休んでしまいそうで、怖くなってしまう。
実際のところ、大抵のことを「ま、いいか」で済ますことができれば、世の中の大半の悩みは消えてなくなるか、かなり軽減するはずである。
「仕事で失敗しちゃった」→「まあ、大事にいたらなかったんだから今度気をつければいいか。」
「忘れ物しちゃった。」→「まあ、そんなこともあるだろう。」
「子供の成績が悪い」→「でも、元気なんだからまあいいか。」
「旦那の収入が減ってしまった。」→「でも、家族に優しいからまあいいか。」
「失恋してしまった。」→「でももっと良い人が現れるっていうことだからまあいいか。」
あたりから始まって
「結婚しているのに、他に好きな人ができてしまった。」→「でも、人間なんだからまあそういうこともあるだろう。ではどうしてそういうことが起きたのか、配偶者との関係について、改善点はないか考えてみよう。」
「会社を不当に解雇されてしまった。」→「でも、命がなくなったわけじゃないし、雨露をしのげる家と働ける体はあるんだから次を探せばいいか。そもそもどんな仕事をやりたかったんだっけ?この際本当にやりたかったことを考えてみよう。解雇してくれた会社よ、ありがとう!」
「重篤な病気にかかってしまった。」→「病気には意味があるから、どうしてその病気になったのか、心の在り方を考えてみよう。人生を一気に変えるすばらしい転機だ。病気さんありがとう!」
ここまでこれればかなりのツワモノである。
今あげた、例に納得できない人も多いとは思うけれども、そんな風に考えられれば肩の荷は実際かなり軽くなる。
霊界通信でもスピリットに達からのメッセージで、もっと力を抜きなさいというのは、よく耳にする。私もイギリスでミディアムのセッションを受けた時に何度か言われた。
日本人は力を抜くのが苦手な国民かもしれないとも思う。自分でかなり意識して、リフレッシュやリラックスする時間を作らないとなかなか力が抜けない。
そういう意味で、もしあなたがスピリチュアルなことが好きならば、スピリットの世界に触れている時は、リラックスして自然体の自分でいる可能性が高いと思う。
スピリチュアル系の本を読んだり、音楽を聴いたり、ワークショップや公開霊視のデモンストレーションでスピリットの波動に触れたりする時、なぜだかわからないけれども、ホッとしたり、安心したり、体が軽くなるということを感じる人は多いと思う。
それはスピリットの為せる技でもあるし、あなたの心がスピリットに対して開き始めたということでもある。それを「癒し」とも呼ぶのかもしれない。
そして、それはとびっきり素敵で優しい時間であることは間違いない。
さて、今度の3月22日日曜日18時30分から21時まで、東京渋谷にて、私の尊敬するミディアム澤田紗枝さんとご一緒に『SAKURA スプリング トーク&デモンストレーション』を行います。
今回は、欧米のミディアム達についてや霊界通信では、どんなスピリットが私たちに通信を取ろうと来てくれるのか、などについてのお話もしたいと思います。もちろん、霊界通信のデモンストレーションもたっぷり楽しんでいただけます。まだ、お席はございます。
最近、力が入っているなあと思っていらっしゃる方、最近どころかこの人生ずっとだよ、という方、スピリット(霊界)の波動で癒されたい方、ミディアムシップにご興味のおありの方、どうぞいらしてみてください。ミディアム2人で心よりお待ち申し上げております。
春が近くなってきましたね。スピリットと共にいることを感じることのできる日となりますように。
*最新のワークショップ、個人セッションご予約可能日(東京・地方含む)、イベント情報は最新の記事でご確認ください。*