原レオンのスピリチュアルな日々をめざして

あなたの笑顔が好きだから...

スペイン風幽霊の浄化法

☆  「私は生きます! 
   どうぞ導いてください。」
   と祈ってください。

        山村幸夫『神からのギフト』

    
私たちは人生の中で、何度ももうどうしたらいいのかわからない、とまるで暗闇の中に一人ポツンと取り残されているかのように感じることがあります。
そんなとき、あがいてしまいそうですが、まず祈ること、と久しぶりにヒーラー山村幸夫さんの本を読みかえしていて感じさせられました。。誰に?ご自分の信じる神様や宇宙の創造主、先祖、指導霊、あるいは自分自身などに向けて。


スペインでシロス村を出て、ブルゴスという比較的大きな町に行く途中、バスは中世そのままの立派な城壁とお城の残る村に立ち寄りました。いったいどんな歴史のあるところなんだろうと友人がガイドブックを調べると、(ちなみに日本のガイドブックはたいてい大きな町しか載っていませんが、外国のガイドブックには、小さな村まで網羅されていることが多く、ここでも、団体で主要な観光地を移動する日本式旅行と個人で自分の興味にまかせて移動する外国式の旅の違いがうかがわれます。)時の大臣クラスの政治家が、民の税金を横流しして、自分の領地に立派なものを建ててしまったのだとか。いずこの世も人のやることは同じだねえ、と友人と苦笑しました。

さて、ブルゴスからスペイン版新幹線に乗り、一気にセゴビアまで移動。
ここは、ローマ時代の水道橋(世界遺産)が今もなお残る中世そのままの町です。また、アルカサルと呼ばれるお城は、ディズニーの白雪姫の映画のお城のモデルにもなったことで有名です。城壁に囲まれた旧市街の石畳の道を歩いて行くと、まわりの建物も中世そのまま。人気のない通りから、鎧姿の騎士が現れてもおかしくないくらいです。

この町は、もともとはケルト人が住んでいたようですが、その後ローマ人、そして、イスラム教徒、キリスト教徒と変遷していきます。水道橋は紀元1世紀のもの。それが今でも使用できるというのだからこれまたすごい。城壁の外に新市街が少しありますが、その外側はすぐ赤い土地の平原が続いています。中世の頃、ここを攻めてきた兵士たちが平原の向こうに砂ぼこりとともに現れた時人々はどんな気持ちだったのだろう、あるいは、遠くローマあたりから旅してきた旅人がこの町の景色を遠くに目にしたときにどんな気持ちだったのだろうと想像してみるだけでわくわくします。霊視してみると、いろいろな時代の人々の姿、思いがまるで地層のように重なって視えます。写真のネガが何枚も重なっている感じとでも言いましょうか。
一つ一つをはがしていって、もっと詳しく視ていけば、興味深いものに出会うかもしれませんが、なにせ、すごい暑さと乾燥、それどころではなく、霊視はパス。

長い海外暮らしでお風呂に飢えている友人が発見した、アラブバス(アラブ風お風呂)に入れるというスパへ。
ところが、 営業しているのは、一日3時間だけで、すでに終わった後。日本の銭湯のイメージだった私たちの期待は見事にはずれました。(この後、友人の執念でコルドバでアラブバスリベンジを果たすのですが。)
気を取り直して、bar(バル)と呼ばれる立ち飲みスタンドへ。スペインにはこのバルがたくさんあります。朝、トーストにお茶にジュースという朝食をとるのもこのバル、昼間や夕方、小腹が減った時にもちょっと立ち寄って、友達とおしゃべりするのもバル、夜に何軒もはしごして飲み歩くのもバルです。タパスと呼ばれる美味しいスペインのおつまみに出会えるのもバル。たいてい立ったまま飲み食いするので、日本人には慣れないと辛いですが、慣れてしまえばとても重宝で楽しいところです。
さっそくバルの連なる小道を歩いて、賑やかに人でごった返しているところを発見。そう、バルは、やはり人がたくさん入っているところ、しかも、若い人や女性も楽しげにしている所が一番安全で、入りやすく美味しいものにありつける可能性大です。
この店の周りは、道端にまでグラスとタパスを手にした若者たちが座り込んで、おしゃべりに興じています。
あとで、店の注意書きに「道端で食べるな」と書いてありましたが、そんなことお構いなし。
人をかきわけて、カウンターにたどりつくと、そこには、まるで鮨屋のカウンターの様にガラス張りのケースがあり、大きなお皿に様々なタパスが盛られています。小皿一杯どれでも2ユーロ。オリーブ、イワシの酢漬け、夏野菜の煮物、スペインソーセージ、イカの空揚げ、ムール貝の詰め物、スペイン風ジャガイモのオムレツ、などなど典型的なスペイン料理が並んでいます。飲み物は、カーニャと呼ばれる生ビールが定番。ミネラルウオーターより安いのはどうして??と驚く友人。そう、スペインでは水よりビールの方が安いことが多いのです。
お酒の苦手な私はひたすら炭酸入りミネラルウオーターかですが。

ひとしきりタパスを堪能し、すぐ近くのホテルに戻った私たちですが、そのあとも夜中まで、賑やかな声が聞こえていました。お店の閉店時間は3時。しかも、その日は週末ではなく、平日。

楽しそうに話したり、食べたり、飲んだりしている人たちを見て、今更ながら、人生を楽しむことについて考えさせられました。どんなに長い歴史のある場所でも、そして、その歴史が決して明るいものだけでなく、辛いこともあったとしても、長い年月を経て、そこに集まる人々が、楽しそうに笑って、飲んだり食べたり、語り合っていたら、もしかすると幽霊がいるとしても、一緒に楽しんでしまって、癒されて、うらめしげには出てこないのかもしれない、と思いました。笑いは何よりもの浄化かもしれません。
どんなことがあっても、明るく笑って生きることが私たちに課された大切な課題の一つなのかもしれません。

そういえば、今回一緒に旅行した親友も笑いの達人。普通の人よりはずっと苦労しているはずですが、どんなときでもたいてい笑顔なんです。彼女は特にスピリチュアルな学びに興味があるわけでもない2児の母親ですが、私にはとうてい及びもつかないくらいずっとスピリチュアルな道を歩んでいると思っています。そして、人生の苦境ここ一番というときに、逆転ホームランが出る人でもあります。これはきっと笑顔の魔法だといつも心の中で感心しています。




IIS国際スピリチュアリズム協会での活動*
          →来期のクラス、ワークショップは、6月22日、7月3日の記事をご参照ください。
            

*IISでのサンデーサービスは、次回は8月28日になります。
    9月以降は、9月11日、18日、10月2日、16日、11月13日になります。


*東京都内表参道にて個人セッション 

先祖、指導霊、前世、今生の目的のリーディング、直感医療等
録音可能。録音ご希望の方は、ご自身でレコーダー等をお持ちください。
リーディングの詳しい内容は、こちらをクリックしてください。

    料金 50分 12000円
        80分 15000円

*電話またはスカイプによる個人セッション    

料金、時間は上記と同じになります。
電話代は、ご負担いただきます。

いずれも随時受付
ご希望の方は、 
leonhara@gmail.com 
または080-5530-9389まで。

*ヒプノセラピー(前世療法)をご希望の方も、上記までお問い合わせ下さい。
2.5時間  22000円

コメント

幸せを呼ぶ猫ちゃん

見るだけで幸せ
この猫ちゃん、知人の知人の猫ちゃんだそうなのですが、修正しているわけではなくて、本当なのだそうです。
あ~、会ってみたい!!

プロフィール

HN:
原レオン
性別:
女性
職業:
ミディアム、鍼灸師、ヒプノセラピスト
自己紹介:
ミディアム、サイキック、ヒプノセラピスト、鍼灸師
神奈川県鎌倉市出身
幼少期より、目には見えない存在を知覚し、通訳、鍼灸師、ヒプノセラピストをへて、英国スピリチュアリズムを基にしたミディアムシップ(霊界との通信)により、亡くなった方やスピリットガイドとの交信、過去生の情報へのアクセスを行う。
東京及び英国にて、S.A.G.B(英国スピリチュアリズム協会)、アーサーフィンドレーカレッジ、スピリチュアリストチャーチ、その他のミディアムのワークショップ等で研鑽。
現在は、個人セッション、ワークショップ、公開霊界通信のデモンストレーション、トークイベント等を通して、霊界の存在、魂のが永遠に存続するということを証明すること、スピリチュアルな学びの実践を広めるために東京を中心に全国で活動している。
ご縁があってお会いする方皆さんに少しでも笑顔になっていただきたいと願っています。
早稲田大学教育学部卒、東京医療専門学校卒

個人セッション(対面、電話、LINE、Zoom、Skype)

☆スピリチュアルリーディング(ミディアムシップ、霊査) 対面 60分 25,000円/ 90分 35,000円 オンライン 60分 22,000円/90分 33,000円 ☆タイムトラベラーライフリーディング 対面、オンラインいずれも 90分 42,000円

ご予約可能なお日にちについては、ブログ記事の最下段をご覧ください。お申込みは、メール、leonhara@gmail.comまで。

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